コラム 『歴史の風』について

このコラムは、論文と書評、文献目録を主体とする『史学雑誌』のなかでは独自の存在となっています。その主旨は、樺山紘一理事長(当時)による最初のコラム「歴史学雑誌に未来から風が吹く」のなかで次のように述べられています。

「本誌はこの105 編(1996 年)から、わずかながら誌面の刷新をおこなった。この「歴史の風」と題したコラムも、その一環である。この欄は、ひろく歴史研究者の関心をよびうる問題について、できるだけ自由かつ闊達に論じていただくことを目的としている。ほぼ定期的に掲載される予定である。今後とも、歴史学雑誌の未来をひらくべく、品格を維持しながらも斬新なこころみをおこなっていきたいものだ、と念願する」と。

このように、このコラムは依頼を受けた執筆者がそのときどきの随想を自由につづる欄として、理事会が運営してまいりました。

[ このウィンドウを閉じる ]