ホーム|Home > 関連研究会情報等|Other events info > 研究会情報

研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

『帝国と観光』出版記念シンポジウム[2025.06.25掲載]

日時:

9月21日 13:00~17:00

場所:

駒澤大学駒沢キャンパス種月館307教場

主催:

駒澤大学大学院グローバル・メディア研究科

趣旨説明、プログラムなど:

2025年3月、高媛著『帝国と観光:「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店)が刊行されました。本書は、1906年から2000年代半ばにかけて、およそ一世紀にわたる満洲観光の歴史をたどりながら、その華やかな舞台裏にひそむ欲望、記憶、および政治的意図に光を当てた意欲作です。
 本シンポジウムでは、著者であり本学教員でもある高媛氏に加え、メディア論・都市論の大家である吉見俊哉氏、観光史研究を牽引してきた千住一氏、プロパガンダ論で知られる早川タダノリ氏を迎え、本書の問題提起を出発点に、帝国と観光の関係について多角的に議論を展開する。


【開催日時】 2025 年9 月21日(日)13:30~17:00

【会場】 駒澤大学駒沢キャンパス種月館(3号館)307教場

【開催形式】対面、入場無料、要事前申込

【プログラム】

13:30~13:35 開会の辞
13:35~14:15 講演:「『帝国と観光――「満洲」ツーリズム』を読む」
     吉見俊哉(國學院大學教授/東京大学名誉教授)
14:14~14:45 著者によるリプライ
     高媛(駒澤大学教授)
14:45~15:00 休憩
15:00~16:00 パネル・ディスカッション「帝国と観光」
    ・登壇者:吉見俊哉氏、千住一氏、早川タダノリ氏、高媛氏
    ・司会進行:芝﨑厚士(駒澤大学教授)
16:00~16:55 フロアとの質疑応答
16:55~17:00 閉会の辞


【参加方法】事前申込制(先着250名)。下記のURLからお申込みください。

https://forms.gle/8uGgYhkQModCmkqA7

問い合わせ先:

250921shuppan■gmail.com(■を@に変えてください)

「異文化交流の世界史」第15回オンライン講演会[2025.09.03掲載]

日時:

2025年9月25日(木)19:30~21:00

場所:

オンライン(Zoom)

主催:

科学研究費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

歴史上、人はどのように他者と邂逅し、交流したのかを検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「異文化交流の世界史」を開催します。

第15回は下記の要領で行います。

 

日時:2025年9月25日(木)19:30~21:00

講師:櫻井 康人先生(東北学院大学教授)

テーマ:「貨幣から見る十字軍国家」

 

【講師紹介】

専門は十字軍史および十字軍国家史。主著に、『十字軍国家の研究――エルサレム王国の構造』(名古屋大学出版会、2020年)、『十字軍国家』(筑摩書房、2023年)、『図説 十字軍』(ふくろうの本/ヨーロッパの歴史)(河出書房新社、2019年)などがある。

*「ヨーロッパ対イスラーム」の現場であったことが強調されがちな十字軍国家ですが、その維持・存続のためには、近隣のイスラーム世界との交易が不可欠でした。十字軍国家でつくられた貨幣からは、経済のみならず、当時の政治・社会・文化などについても興味深い情報を得ることができます。今回は、貨幣から十字軍国家を読み解いていただきます。


申込先: https://forms.gle/8VXMducGqLkhL1gbA

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の9月24日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

【これまでの講演会】

第1回・5月31日(金) 西川杉子先生(東京大学)「ユグノーたちのロンドン」

第2回・6月20日(土) 弘末雅士先生(立教大学)「人喰い風聞と異文化交流」

第3回・7月19日(金) 澤井一彰先生(関西大学)「酒は飲んでも吞まれるな:16世紀後半のオスマン帝国の都イスタンブルにおける飲酒行為をめぐる異文化交流」

第4回・9月30日(月) 中砂明徳先生(京都大学)「3人のペトロ」

第5回・10月24日(木) 網野 徹哉先生(東京大学)「司祭を訴えるインディオたち:16~17世紀のアンデス世界」

第6回・11月28日(木) 冨澤かな先生(東京大学)「共感と偏見:18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

第7回・1月22日(水) 馬場多聞先生(立命館大学)「イエメンのラスール朝と動物たち」

第8回・2月12日(水) 小澤実先生(立教大学)「ヴァイキングとシルクロード:ユーラシアに広がる北欧人集団」

第9回・3月5日(水) 坂野正則先生(上智大学)「18~19世紀フランスにおけるワイン産業と外国人」

第10回・4月25日(金) 岡美穂子先生(東京大学)「弥助は「戦士」か否か:16世紀アジアでのアフリカ人認識の裏側」

第11回・5月26日(月)  川分圭子先生(京都府立大学)「ハワイのアメリカ砂糖植民地への変容と宣教師の子供たち:伝道から併合への道程」

第12回・6月9日(月) 山下範久先生(立命館大学)「ヨーロッパ中心主義批判を考え直す」

第13回・7月15日(火) 大塚修先生(東京大学)「二つの古代ペルシア史:初期イスラーム時代の歴史叙述における古代史認識」

第14回・8月8日(金) 冨澤かな先生(東京大学)「共感と偏見:18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

 

【今後の予定】

第16回・10月10日(金) 古松崇志先生(京都大学)

第17回・11月10日(月) 谷本晃久先生(北海道大学)

第18回・12月8日(月) 野澤丈二先生(早稲田大学)

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「大名と菩提所(ぼだいしょ)」[2025.09.03掲載]

日時:

令和7年10月11日~11月24日 

場所:

埼玉県立歴史と民俗の博物館

主催:

主催:埼玉県立歴史と民俗の博物館
助成:文化庁「令和7年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業」

趣旨説明、プログラムなど:

【展示】

特別展「大名と菩提所(ぼだいしょ)」(R7.10.11~11/24)


【概要】

―大名の終活?!―

菩提所とは、菩提を弔う場所のこと、すなわち先祖の供養を行う場のことを指します。
江戸時代の大名たちにとって先祖を供養し、子として親の葬儀を執行することは、正当な後継者としての立場を表明する大事な場でもありました。
本特別展は、これまで意外と注目されてこなかった、大名の菩提所に焦点を当てた展覧会です。
埼玉県域の大名家のゆかりの名刀、甲冑、古文書、美術品の資料だけでなく、実際の墓所からの出土品も展示。
江戸時代の菩提所から死や葬儀への向き合い方などを考えます。
時代とともに供養や墓所の在り方が変化することについては、私たちも実感することがあるでしょうし、また近年広く注目されている「終活」にも通ずるところもあり、きっとみなさまに楽しんでいただける展示かと思います。

問い合わせ先:

特別展示・広報担当(048-645-8171)

第42回歴史地震研究会(豊岡大会)[2025.05.28掲載]

日時:

2025年9月27日(土)~9月29日(月)

場所:

芸術文化観光専門職大学 (兵庫県豊岡市山王町7-52)

主催:

歴史地震研究会

趣旨説明、プログラムなど:

歴史地震研究会では、下記のとおり第42回歴史地震研究会(豊岡大会)を開催することになりました。

会場:芸術文化観光専門職大学 (兵庫県豊岡市山王町7-52)

日程:2025年9月27日(土)~29日(月)

            
 27日:研究会・公開講演会・懇親会
 28日:研究会・総会
 29日:巡検

 

開催概要やプログラムに関する詳細は、本研究会ホームページにて随時更新いたします。

https://www.histeq.jp/kenkyukai.html

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

問い合わせ先:

rekishi2025■histeq.jp(■を@に変えてください)