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研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

「異文化交流の世界史」第16回オンライン講演会[2025.10.03掲載]

日時:

2025年10月10日(金)19:30~21:00

場所:

オンライン(Zoom)

主催:

科学研究費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

歴史上、人はどのように他者と邂逅し、交流したのかを検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「異文化交流の世界史」を開催します。

第16回は下記の要領で行います。

 

日時:2025年10月10日(金)19:30~21:00
講師:古松 崇志先生(京都大学教授)
テーマ:「ユーラシア東方の遊牧国家と草原都市:10~12世紀契丹(遼)の事例より」

 

【講師紹介】

専門はユーラシア東方史。おもに内陸アジア草原地帯の遊牧民と中国の定住農耕民とが相互におりなしてきた歴史を解明することをめざしている。主著に、『ユーラシア東方の多極共存時代:大モンゴル以前』(名古屋大学出版会、2024年)、『草原の制覇:大モンゴルまで』(岩波新書シリーズ中国の歴史③、岩波書店、2020年)などがある。

*モンゴル高原東南部に興った遊牧国家の契丹(遼)は、本拠地の草原地帯に定住民を入植させ、中国起源の都市を数多く建設しました。今回は、契丹での草原都市の出現に注目して、草原と中華にまたがるその王権の複合的な性格や、モンゴル帝国など後世への影響について考えてみたいと思います。

 

申込先: https://forms.gle/14kdjGoQZcf8fpL67
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の10月9日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

【これまでの講演会】

第1回・5月31日(金) 西川杉子先生(東京大学)「ユグノーたちのロンドン」

第2回・6月20日(土) 弘末雅士先生(立教大学)「人喰い風聞と異文化交流」

第3回・7月19日(金) 澤井一彰先生(関西大学)「酒は飲んでも吞まれるな:16世紀後半のオスマン帝国の都イスタンブルにおける飲酒行為をめぐる異文化交流」

第4回・9月30日(月) 中砂明徳先生(京都大学)「3人のペトロ」

第5回・10月24日(木) 網野 徹哉先生(東京大学)「司祭を訴えるインディオたち:16~17世紀のアンデス世界」

第6回・11月28日(木) 冨澤かな先生(東京大学)「共感と偏見:18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

第7回・1月22日(水) 馬場多聞先生(立命館大学)「イエメンのラスール朝と動物たち」

第8回・2月12日(水) 小澤実先生(立教大学)「ヴァイキングとシルクロード:ユーラシアに広がる北欧人集団」

第9回・3月5日(水) 坂野正則先生(上智大学)「18~19世紀フランスにおけるワイン産業と外国人」

第10回・4月25日(金) 岡美穂子先生(東京大学)「弥助は「戦士」か否か:16世紀アジアでのアフリカ人認識の裏側」

第11回・5月26日(月)  川分圭子先生(京都府立大学)「ハワイのアメリカ砂糖植民地への変容と宣教師の子供たち:伝道から併合への道程」

第12回・6月9日(月) 山下範久先生(立命館大学)「ヨーロッパ中心主義批判を考え直す」

第13回・7月15日(火) 大塚修先生(東京大学)「二つの古代ペルシア史:初期イスラーム時代の歴史叙述における古代史認識」

第14回・8月8日(金) 冨澤かな先生(東京大学)「共感と偏見:18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

第15回・9月25日(金) 櫻井康人先生(東北学院大学)「貨幣から見る十字軍国家」

【今後の予定】

第17回・11月10日(月) 谷本晃久先生(北海道大学)

第18回・12月8日(月) 野澤丈二先生(早稲田大学)

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

総合女性史学会古代中世例会[2025.10.03掲載]

日時:

2025年10月11日(土)13:00~15:00(予定)

場所:

昭和女子大学7号館6S02教室

主催:

総合女性史学会

趣旨説明、プログラムなど:

報告者:時田栄子氏(立教大学大学院博士後期課程)

報告題目:「後嵯峨院政を支える人々―乳母大納言二品を中心に―」

報告要旨:本報告の目的は、鎌倉時代中期の後嵯峨天皇の乳母、大納言二品(生没年未詳)の事績を通じて、当該期における政治的存在としての女性のありかたを再検討しようとするものである。大納言二品は源通親の娘、親子であると考えられ、同じく通親の息子である通方・定通とともに即位前から邦仁親王(後の後嵯峨天皇)を養育していた。親子の活動を同時期の他の乳母や近臣と比較しながら、後嵯峨院政の政治構造の中で親子を位置づけたい。

参考文献:長村祥知「九条家西園寺家と鎌倉幕府」(野口実・長村祥知・坂口太郎『京都の中世史3 公武政権の競合と協調』、吉川弘文館、2022年)

秋山喜代子「養君にみる子どもの養育と後見」片倉比左子編『日本家族史論 集10 教育と扶養』、吉川弘文館、2003年)

秋山喜代子「乳父について」(『史学雑誌』99 編 7号、1990年)

資料代:300円

アクセス:東急田園都市線(半蔵門線直通)・世田谷線「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分

https://office.swu.ac.jp/other/campusmap.html

*事前申し込み制です。総合女性史学会HP上のフォームから10月9日(木)までにお申し込みください。

https://sites.google.com/sogojoseishi.com/sogojoseishi/home?authuser=0

問い合わせ先:

jimukyoku■sogojoseishi.com(■を@に変えてください)

埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「大名と菩提所(ぼだいしょ)」[2025.09.03掲載]

日時:

令和7年10月11日~11月24日 

場所:

埼玉県立歴史と民俗の博物館

主催:

主催:埼玉県立歴史と民俗の博物館
助成:文化庁「令和7年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業」

趣旨説明、プログラムなど:

【展示】

特別展「大名と菩提所(ぼだいしょ)」(R7.10.11~11/24)


【概要】

―大名の終活?!―

菩提所とは、菩提を弔う場所のこと、すなわち先祖の供養を行う場のことを指します。
江戸時代の大名たちにとって先祖を供養し、子として親の葬儀を執行することは、正当な後継者としての立場を表明する大事な場でもありました。
本特別展は、これまで意外と注目されてこなかった、大名の菩提所に焦点を当てた展覧会です。
埼玉県域の大名家のゆかりの名刀、甲冑、古文書、美術品の資料だけでなく、実際の墓所からの出土品も展示。
江戸時代の菩提所から死や葬儀への向き合い方などを考えます。
時代とともに供養や墓所の在り方が変化することについては、私たちも実感することがあるでしょうし、また近年広く注目されている「終活」にも通ずるところもあり、きっとみなさまに楽しんでいただける展示かと思います。

問い合わせ先:

特別展示・広報担当(048-645-8171)

朝鮮史研究会第62回大会[2025.10.03掲載]

日時:

10月18日(土)、19日(日)

場所:

明治大学駿河台キャンパスリバティタワー1022教室

主催:

朝鮮史研究会

趣旨説明、プログラムなど:

【第一日】10月18日(土) 13時より受付・13時30分開始

◎講演

 池内 敏 氏「近世日朝関係と「鎖国」」
 外村 大 氏「在日朝鮮人にとっての戦後日本・本国」

◎総会 16時~/懇親会 18時30分~

 

【第二日】10月19日(日)

◎全体会:9時30分受付・10時開始/17時終了予定
 統一テーマ「共産主義運動を再考する―朝鮮共産党結成百周年によせて―」

・報 告

 金 玲進 氏「大衆と出会う道―雑誌支社から見た社会主義運動の宣伝と組織―」
 影本 剛 氏「芸術大衆化と技術―プロレタリア文学者権煥(一九〇三~一九五四)の表現―」
 鄭 栄桓 氏「第二次世界大戦後における朝鮮/日本共産党の再建と在日朝鮮人運動」

・コメント

 高 榮蘭 氏・伊藤 晃 氏

・総合討論

 

参加費 一般1,500円・学生1,000円

以下のURLより参加申請をお願い致します。(10月16日まで)
https://forms.gle/j6ZoRS6HNQvS1XeN9

問い合わせ先:

chosenshi2025taikai■gmail.com(■を@に変えてください)

韓国学レクチャーシリーズ第1回「海の向こうから見た倭国」[2025.10.10掲載]

日時:

10月25日(土)14時

場所:

帝京大学霞ヶ関キャンパス 東京都千代田区平河町2-16-1 平河町森タワー9階

主催:

韓国教育財団

趣旨説明、プログラムなど:

公益財団法人韓国教育財団では、韓国学レクチャーシリーズと題し、「日本の中の韓国、韓国の中の日本」を主要テーマとして韓日相互理解講座を開催いたします。今回は第1回として、高田貫太先生をお招きし、10月25日(土)に講演会を行います。是非ともご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

 

タイトル「海の向こうから見た倭国」

講師:高田貫太氏

問い合わせ先:

koreanstudies.lese■gmail.com(■を@に変えてください)

2025年度女性史講座(近現代女性史例会特別企画)[2025.10.03掲載]

日時:

2025年10月25日(土)13:30~15:30(予定)

場所:

世⽥谷区男女共同参画センター らぷらす 4F (研修室Ⅰ)

主催:

総合女性史学会

趣旨説明、プログラムなど:

講演者:米田佐代子氏(女性史研究者)

演題:「平塚らいてうが向き合った「戦争と平和」―戦後80年への問い」

概要:平塚らいてうは「女性解放運動家」「平和運動家」と言われますが、およそ「運動家」としては不向きなひとでした。彼女を、戦時中日本のアジア侵略に反対せず中国の抗日戦争を批判、戦後反省の弁もなく「平和運動家」に鞍替えしたという見方がありますが、悩み、迷い、誤りをおかしたことは事実ですが、自分を「無能」と呼びながら誤りを取り返すために戦後を生きたひとです。新発見の日記や手記を手掛かりに、現代を生きるわたしたちへの問いとして受け止めたいと思います。

資料代:300円

アクセス:東急田園都市線(半蔵門線直通)・世田谷線「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分

https://laplace-setagaya.net/about/access/

*事前申し込み制です。総合女性史学会HP上のフォームから10月18日(土)までにお申し込みください。ただし定員になり次第締め切ります。
https://sites.google.com/sogojoseishi.com/sogojoseishi/home?authuser=0

問い合わせ先:

jimukyoku■sogojoseishi.com(■を@に変えてください)