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研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

埼玉県立歴史と民俗の博物館企画展「名所 大宮-鉄道のまち・公園のまち-」[2025.06.11掲載]

日時:

令和7年7月12日~8月31日

場所:

埼玉県立歴史と民俗の博物館

主催:

埼玉県立歴史と民俗の博物館

趣旨説明、プログラムなど:

当館では企画展「名所 大宮-鉄道のまち・公園のまち-」を開催いたします。

本企画展は、大宮駅及び大宮公園(氷川公園)の開業140周年を記念し、鉄道のまちとして、またスポーツ・文化の中心地として発展してきた"大宮"の地域の歩みを振り返る展示内容となっています。

問い合わせ先:

埼玉県立歴史と民俗の博物館
特別展示・広報担当 大見(おおみ)
048-645-8171
m4108906■pref.saitama.lg.jp(■を@に変えてください)

「異文化交流の世界史」第14回オンライン講演会[2025.08.06掲載]

日時:

2025年8月8日(金)19:30~21:00

場所:

オンライン(Zoom)

主催:

科学研究費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

歴史上、人はどのように他者と邂逅し、交流したのかを検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「異文化交流の世界史」を開催します。
第14回は下記の要領で行います。

 

日時:2025年8月8日(金)19:30~21:00

講師:冨澤 かな先生(東京大学准教授)

テーマ:「共感と偏見――18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

 

【講師紹介】

専門は宗教学。近代インドの宗教性やオリエンタリズムの問題を、特に言説と慰霊表現に着目して研究している。近著に、『死とオベリスク:墓石のグローバル・ヒストリー』(中央公論美術出版、2025年)、「さまざまな宗教、さまざまなお墓:お墓で見るインド宗教史」(小磯千尋・小松久恵編『インド文化読本』丸善出版、2022年)、「近代インドの普遍思想」(伊藤邦武ほか編『世界哲学史7 自由と歴史的発展』ちくま新書、2020年) などがある。

*イギリスのインド統治初期の18世紀末、「オリエンタリスト」と呼ばれた親東洋・インド派のイギリス人らは、エドワード・サイードが語るいわゆる「オリエンタリスト」の典型的な像とは異なり、インドへの共感と賞賛を強く示していました。しかしそこにはより複雑なオリエンタリズムも見て取れます。今回は、彼らの「共感」と「偏見」をめぐる議論に注目して、他者や異文化への向き合い方を考えます。


申込先: https://forms.gle/jcqJz8AAh8qJUMTr6

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の8月7日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

【これまでの講演会】

第1回・5月31日(金) 西川杉子先生(東京大学)「ユグノーたちのロンドン」

第2回・6月20日(土) 弘末雅士先生(立教大学)「人喰い風聞と異文化交流」

第3回・7月19日(金) 澤井一彰先生(関西大学)「酒は飲んでも吞まれるな:16世紀後半のオスマン帝国の都イスタンブルにおける飲酒行為をめぐる異文化交流」

第4回・9月30日(月) 中砂明徳先生(京都大学)「3人のペトロ」

第5回・10月24日(木) 網野 徹哉先生(東京大学)「司祭を訴えるインディオたち:16~17世紀のアンデス世界」

第6回・11月28日(木) 冨澤かな先生(東京大学)「共感と偏見:18世紀末イギリス人オリエンタリストのインド理解」

第7回・1月22日(水) 馬場多聞先生(立命館大学)「イエメンのラスール朝と動物たち」

第8回・2月12日(水) 小澤実先生(立教大学)「ヴァイキングとシルクロード:ユーラシアに広がる北欧人集団」

第9回・3月5日(水) 坂野正則先生(上智大学)「18~19世紀フランスにおけるワイン産業と外国人」

第10回・4月25日(金) 岡美穂子先生(東京大学)「弥助は「戦士」か否か:16世紀アジアでのアフリカ人認識の裏側」

第11回・5月26日(月)  川分圭子先生(京都府立大学)「ハワイのアメリカ砂糖植民地への変容と宣教師の子供たち:伝道から併合への道程」

第12回・6月9日(月) 山下範久先生(立命館大学)「ヨーロッパ中心主義批判を考え直す」

第13回・7月15日(火) 大塚修先生(東京大学)「二つの古代ペルシア史:初期イスラーム時代の歴史叙述における古代史認識」

【今後の予定】

第15回・9月25日(木) 櫻井康人先生(東北学院大学)

第16回・10月10日(金) 古松崇志先生(京都大学)

第17回・11月10日(月) 谷本晃久先生(北海道大学)

第18回・12月8日(月) 野澤丈二先生(早稲田大学)

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

国際研究集会「一国史を作る ―ウズベキスタンと日本―」[2025.07.25掲載]

日時:

2025年8月9日(土)15:00~18:00

場所:

伊藤国際学術研究センター(オンライン併用)

主催:

主催:外交史プロジェクト(三菱財団人文科学研究助成「外交の世界史の再構築」)
共催:JSPS科研費24K00121、東京大学史料編纂所共同利用共同研究拠点特定共同研究(海外史料領域)モンスーン-II、東京大学史料編纂所
後援:日本学士院

趣旨説明、プログラムなど:

ウズベキスタンは今、日本がかつてそうしたたように、自国史を築こうとしている。その過程で外交史研究や、自国に関連する外国文書の翻訳が、どちらの国でも大きな役割を果たしてきた。 現在のウズベキスタンに存在したヒヴァ・ハン国(1512-1920年)と徳川日本(1603-1868年)についての、歴史の語りには共通点が多い。 ロシア・ソ連の中央ユーラシア史家ヴァシリイ・バルトルド(1869-1930)が、ヒヴァは孤立していたと述べ、多くの研究者がそれに倣った。 一方、西洋の観察者たちは徳川日本を「鎖国」という言葉で表現し、その結論の範囲内で多くの研究が行われてきた。  
本ワークショップでは、ウズベキスタンで国民史構築を担う第一線の研究者を招き、私たちの国の歴史と世界史をどのように語ればよいのか、そして歴史を語る際の「私たち」とは何者なのかについて、議論したい。 

参加申し込みフォーム: https://forms.gle/cAagTi2YqpNF5MV19

問い合わせ先:

k-kogi■hi.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

第64回近世史サマーセミナー[2025.06.11掲載]

日時:

2025年8月9日(土)~11日(月・祝)

場所:

ホテル可以登(滋賀県高島市今津町名小路1丁目6-10) *JR湖西線近江今津駅徒歩1分

主催:

第64回近世史サマーセミナー実行委員会

趣旨説明、プログラムなど:

第64回近世史サマーセミナーのご案内

 

【定員】70名(先着順)

【行程】
・8/9(土)
12:30~ 受付開始
13:00~17:00 全体会①
18:00~19:00 夕食
19:30~21:00 分科会
21:00~ 懇親会

・8/10(日)

9:30~12:00 全体会②
14:00~16:00 レクリエーション(今津上体育館)
18:00~19:30 夕食
21:00~ 懇親会

・8/11(月・祝)

9:00~12:00 巡見

*タイムスケジュールは変更の可能性があります。
*解散時間は目安で、巡見先により異なります。


【全体会・分科会】
・全体会①「近世近江の歴史と文化」
平田良行「近世後期における近江国信楽代官役所陣屋元村-主に来訪者の史料からみる-」
鎌谷かおる「琵琶湖は誰のものか-生業から考える「場」の利用・共有・所有-」
青柳周一「日記史料にみる19世紀の近江商人と東北-中井源左衛門光基の日記から-」

・全体会②「近世寺社史料の保存・整理をめぐる諸課題」
稲穂将士「京都府域の近世寺社史料の現状と課題」
高橋大樹「湖国の近世寺社史料調査の現在地-滋賀県湖西地域[大津市・高島市]を中心に-」
西川雄也「園城寺文書調査の現状と課題」

・分科会
橋本光司「近世後期の村方騒動における扱人について-武州多摩郡下野毛村騒動を事例に-」
近都兼司「近世後期における旗本家の借財整理と在地代官」
谷内田智成「近世都市京都における藩邸と呉服所」 
木下開智「開国期対外政策における「参与」徳川斉昭の位置」
瀧濱幸治「江戸中期鳥取藩における在方吟味役の成立と展開」
横田明日香「米沢藩と奥羽越列藩同盟」
井上修平「『家政要録』からみる学問所儒者」

*題目は変更の可能性があります。


【巡見先】
下記①~④より、お一人につき1コースのみ参加可能です。
 ①園城寺+大津市歴史博物館コース
 ②竹生島コース
 ③石山寺+瀬田の唐橋コース
 ④堅田コース

*天候などにより巡見先が変更となる可能性があります。
*コースごとに追加費用(拝観料・入場料・クルーズ代など)がかかる場合があります。


【費用】

全日程参加で30,000円程度
(交通費除く、巡見コースにより別途費用がかかります。)

【申込】

7月10日(木)23:59までに下記の申し込みフォームからお申し込み下さい。
申し込みフォーム:https://forms.gle/JN1yWzHAo2dKXksP7
※申し込みが集中した場合、早めに受付を終了する場合がございます。

問い合わせ先:

第64回近世史サマーセミナー実行委員会
連絡先:kinnsei.samasemi.64■gmail.com(■を@に変えてください)

『帝国と観光』出版記念シンポジウム[2025.06.25掲載]

日時:

9月21日13:00~17:00

場所:

駒澤大学駒沢キャンパス種月館307教場

主催:

駒澤大学大学院グローバル・メディア研究科

趣旨説明、プログラムなど:

2025年3月、高媛著『帝国と観光:「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店)が刊行されました。本書は、1906年から2000年代半ばにかけて、およそ一世紀にわたる満洲観光の歴史をたどりながら、その華やかな舞台裏にひそむ欲望、記憶、および政治的意図に光を当てた意欲作です。
 本シンポジウムでは、著者であり本学教員でもある高媛氏に加え、メディア論・都市論の大家である吉見俊哉氏、観光史研究を牽引してきた千住一氏、プロパガンダ論で知られる早川タダノリ氏を迎え、本書の問題提起を出発点に、帝国と観光の関係について多角的に議論を展開する。


【開催日時】 2025 年9 月21日(日)13:30~17:00

【会場】 駒澤大学駒沢キャンパス種月館(3号館)307教場

【開催形式】対面、入場無料、要事前申込

【プログラム】

13:30~13:35 開会の辞
13:35~14:15 講演:「『帝国と観光――「満洲」ツーリズム』を読む」
     吉見俊哉(國學院大學教授/東京大学名誉教授)
14:14~14:45 著者によるリプライ
     高媛(駒澤大学教授)
14:45~15:00 休憩
15:00~16:00 パネル・ディスカッション「帝国と観光」
    ・登壇者:吉見俊哉氏、千住一氏、早川タダノリ氏、高媛氏
    ・司会進行:芝﨑厚士(駒澤大学教授)
16:00~16:55 フロアとの質疑応答
16:55~17:00 閉会の辞


【参加方法】事前申込制(先着250名)。下記のURLからお申込みください。

https://forms.gle/TTV25f6c1dCtutrbA

問い合わせ先:

250921shuppan■gmail.com(■を@に変えてください)

第42回歴史地震研究会(豊岡大会)[2025.05.28掲載]

日時:

2025年9月27日(土)~9月29日(月)

場所:

芸術文化観光専門職大学 (兵庫県豊岡市山王町7-52)

主催:

歴史地震研究会

趣旨説明、プログラムなど:

歴史地震研究会では、下記のとおり第42回歴史地震研究会(豊岡大会)を開催することになりました。

会場:芸術文化観光専門職大学 (兵庫県豊岡市山王町7-52)

日程:2025年9月27日(土)~29日(月)

            
 27日:研究会・公開講演会・懇親会
 28日:研究会・総会
 29日:巡検

 

開催概要やプログラムに関する詳細は、本研究会ホームページにて随時更新いたします。

https://www.histeq.jp/kenkyukai.html

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

問い合わせ先:

rekishi2025■histeq.jp(■を@に変えてください)