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研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

 

令和4年度災害アーカイブズシンポジウム「過去の災害情報をどのように活用するか ―データベース・アーカイブの可能性―」[2023.03.07掲載]

日時:

令和5年3月25日(土) 午後1時30分~午後4時30分

場所:

zoomを使用したオンライン開催

主催:

鳥取県立公文書館

趣旨説明、プログラムなど:

【趣旨説明】

 災害情報収集の必要性・重要性に対する理解をより一層深めるため、災害史とそれに関連するデータベースの構築に取り組んでこられた有識者の方々にデータベース・アーカイブの意義とその活用のあり方についてご講演いただきます。

【プログラム】

・午後1時30分  開会

・午後1時30分~午後1時40分  館長挨拶

・午後1時40分~午後2時30分  基調講演
 講師:香川敬生氏(鳥取大学工学部教授)
 演題:「山陰地方で発生した近現代の地震活動と長期評価」

・午後2時40分~午後3時50分  関連報告
 報告①
  報告者:村田泰輔氏(奈良文化財研究所 主任研究員)
  演 題:「考古資料による潜在する地震ハザードの見える化と歴史地震研究」
 報告②
  報告者:西山昭仁氏(奈良文化財研究所 客員研究員)
  演 題:「史料データを活用した地震研究 ―京都での歴史地震の事例―」

・午後4時~午後4時30分  トークセッション
 香川敬生氏、村田泰輔氏、西山昭仁氏
 司会:藤澤匡樹(鳥取県立公文書館 専門員)

 

要申込(申込期間は令和5年2月24日~3月17日)。参加無料。定員90名。なお、申込は「とっとり電子申請サービス」からのみとなっております。電話・ファクシミリ・電子メールからの申込みはできません。詳細は鳥取県立公文書館ホームページの当該箇所(https://www.pref.tottori.lg.jp/309049.htm )、もしくはチラシをご覧下さい。

 

問い合わせ先:

鳥取県立公文書館 県史活用担当(藤澤)
masaki.fujisawa■pref.tottori.lg.jp(■を@に変えてください)

 

連続講演会「都市の世界史」[2023.03.24掲載]

日時:

2023年4月17日(月)19:30~21:00

場所:

オンライン開催(Zoom)

主催:

新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。

第11回は下記の要領で行います。

◆2023年4月17日(月)19:30~21:00

◆講師:布野 修司先生(日本大学客員教授)

◆テーマ:「都市の類型をめぐって――世界都市(計画)史の構想」

【講師紹介】

日本大学客員教授。専門は、建築計画学、地域生活空間計画学。主要著書に、『曼荼羅都市』『ムガル都市』『大元都市』『近代世界システムと植民都市』『世界都市史事典』『アジア都市建築史』『スラバヤ:コスモスとしてのカンポン』など多数あるほか、主要論文に、“Ancient Chinese Capital Models: Measurement System in Urban Planning” (Proceedings of the Japan Academy Series B: Physical and Biological Sciences 93(9), 2017)がある。また、『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究』(東京大学学位請求論文、1987年)で日本建築学会賞、『近代世界システムと植民都市』(編著、2005年)で日本都市計画学会賞論文賞、『韓国近代都市景観の形成』(共著、2010年)および『グリッド都市:スペイン植民都市の起源、形成、変容、転生』(共著、2013年)で日本建築学会著作賞など、受賞歴も多数。

*『世界都市史事典』(昭和堂、2019年)を編纂された都市史研究の第一人者であられる布野修司先生に、「都市の類型」をはじめ、世界都市史の基本的な枠組や視点を、「都市を構想・計画・建設するホモ・サピエンスの世界史」として、時空間を超えてダイナミックにお話しいただきます。

◆申込先:https://forms.gle/P7vr3k1ceKHJsQwc9

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の4月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

 

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】
 第1回 ・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
 第2回 ・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
 第3回 ・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
 第4回 ・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
 第5回 ・9月27日(水) 稲葉 穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
 第6回 ・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像――マルセイユの事例から」
 第7回 ・11月25日(金) 松井洋子先生(東京大学)「近世日本の貿易都市長崎」
 第8回 ・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
 第9回 ・1月17日(火)  佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
 第10回・3月3日(金) 南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える──その実態と歴史的意義をめぐって」


【今後の予定】
 第12回・5月 上田信先生(立教大学)
 第13回・6月 長井伸仁先生(東京大学)

 皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)