ホーム|Home > 関連研究会情報等|Other events info > 研究会情報

研究会情報

このページでは、史学会に寄せられた、歴史学に関連する研究会や学会、講演会、展覧会などの情報をご案内しています。詳細は、それぞれの問い合わせ先にお尋ねください。
皆様からの積極的な情報提供をお待ちしています。

朝鮮史研究会第61回大会[2024.10.04掲載]

日時:

10月19日(土)、20日(日)

場所:

学習院大学目白キャンパス南3号館201教室

主催:

朝鮮史研究会

趣旨説明、プログラムなど:

【第一日】10月19日(土) 13時より受付・13時30分開始

◎講演

馬渕貞利氏「近代東アジア史における甲午農民戦争」

木宮正史氏「激動する国際政治の中での韓国・朝鮮半島の軌跡と展望―冷戦・分断体制下の体制競争からポスト冷戦下におけるポスト体制競争の新たな展開へ―」

◎総会 16時~/懇親会 18時30分~

 

【第二日】10月20日(日)

◎全体会:9時30分受付・10時開始/17時終了予定

統一テーマ「東アジア史上の「壬辰戦争」―倭城と降倭をめぐって―」

・報 告

川西裕也氏「壬辰戦争における日本軍の地域支配と倭城―講和交渉期の加藤清正 と西生浦倭城を中心に―」

谷徹也氏「蔚山城の戦いの経緯とその影響」

長森美信氏「金景瑞伝―ある朝鮮武官の壬辰戦争と降倭―」

・コメント

大野晃嗣氏・鈴木開氏

・総合討論

 

学会参加費 一般1,500円・学生1,000円
懇親会費 一般5,000円・学生4,000円

※当日受付の円滑化のため、参加ご予定の方は、以下のURLより参加申請をお願い致します。(10月17日まで)

https://forms.gle/DvESqKFNZUAH2Fif8

問い合わせ先:

chosenshi2024■gmail.com(■を@に変えてください)

「異文化交流の世界史」第5回オンライン講演会[2024.10.04掲載]

日時:

2024年10月24日(木)19:30~21:00

場所:

オンライン(Zoom)

主催:

科学研究費基盤研究(A)「近世ユーラシアの宗教アイデンティティ:グローバル多元主義と地域大国主義の相克」(代表:守川知子)

趣旨説明、プログラムなど:

歴史上、人はどのように他者と邂逅し、交流したのかを検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「異文化交流の世界史」を開催します。

第5回は下記の要領で行います。

日時:2024年10月24日(木)19:30~21:00

講師:網野 徹哉先生(東京大学教授)

テーマ:「司祭を訴えるインディオたち」

【講師紹介】
専門はアンデス社会史。インカ帝国が生成し崩壊するまでの過程、および植民地時代の先住民文化のありかたを、とりわけ宗教の観点から研究する。主著に『インディオ社会史』(みすず書房、2017年)、『インカとスペイン――帝国の交錯』(講談社学術文庫、2018年)があるほか、最近では、「トレント公会議とアンデスにおける先住民布教」(『岩波講座世界歴史 南北アメリカ大陸〜17世紀』第14巻、2022年)、「適応に抗した宣教師たち――アルバレスとデ・ラ・クルスの場合」(齋藤晃編『宣教と適応――グローバルミッションの近世』名古屋大学出版会、2020年)など多数の論著がある。

*ペルーのリマ大司教座文書館の《聖職者弾劾訴訟》セクションには、先住民に訴えられたカトリックの司祭たちをめぐるたくさんの裁判記録が遺されています。《牧者》の世話を受けている《羊》が飼い主に噛みつくという、いわば逆さまの事態が生じていたことがわかります。今回は、これらの裁判記録の内容を紹介しつつ、こうした訴訟が生じた歴史的情況についてお話しします。

申込先https://forms.gle/T8dmiZ7TanAN5PMR7
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の10月23日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。 奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

【これまでの講演会】

第1回・5月31日(金) 西川杉子先生(東京大学)「ユグノーたちのロンドン」

第2回・6月20日(土) 弘末雅士先生(立教大学)「人喰い風聞と異文化交流」

第3回・7月19日(金) 澤井一彰先生(関西大学)「酒は飲んでも吞まれるな:16世紀後半のオスマン帝国の都イスタンブルにおける飲酒行為をめぐる異文化交流」

第4回・9月30日(月) 中砂明徳先生(京都大学)「3人のペトロ」

 

【今後の予定】

第6回・11月28日(木) 冨澤かな先生(東京大学)

第7回・12月 濱本真実先生(大阪公立大学)

第8回・1月 馬場多聞先生(立命館大学)

問い合わせ先:

tomomo■l.u-tokyo.ac.jp(■を@に変えてください)

国際学術集会 Crossings and Connections: East Asia and the World, c1800-1945[2024.9.20掲載

日時:

2024年10月26日(土)

場所:

帝京大学八王子キャンパス

主催:

国際歴史学会議(CISH/ICHS)日本国内委員会および日本歴史学協会

趣旨説明、プログラムなど:

国際歴史学会議(CISH/ICHS)の総会が東京で開催されるのに伴い、
Crossings and Connections: East Asia and the World, c1800-1945と題する国際学会を開催することに致しました。
プログラムと参加申し込みについては、次のサイトをご覧ください。御関心ある皆さまの参加を期待いたします。
https://sites.google.com/view/crossings-and-connections

問い合わせ先:

ichs2024tokyo■gmail.com(■を@に変えてください)

東京都立中央図書館 東京文化財ウィーク2024参加企画展「江戸城で暮らす ―中奥・大奥―」[2024.10.04掲載]

日時:

2024年10月26日(土)~11月10日(日)

場所:

東京都立中央図書館 4階 企画展示室・多目的ホール

主催:

東京都立中央図書館・公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館

趣旨説明、プログラムなど:

東京都立中央図書館 東京文化財ウィーク2024参加企画展

「江戸城で暮らす ―中奥・大奥―」

今年の東京文化財ウィーク参加企画展は、東京都江戸東京博物館と共催です! 将軍の生活の場所「中奥」と、御台所(将軍夫人)や奥女中の生活の場所「大奥」に注目し、重要文化財の図面や浮世絵等を紹介します。


1 会期

令和6年10月26日(土)から11月10日(日)まで
午前10時から午後8時45分まで
土日祝日は午前10時から午後5時30分まで
【休館日 11月7日(木)】


2 展示内容

◆第一会場(企画展示室)

<第1章> 江戸城本丸 江戸城の中心である本丸御殿の内部構造等を、絵図や建築図面で紹介します。また、江戸城の公式の場である「表」の行事を描いた浮世絵のシリーズ「千代田之御表」等も展示します。

<第2章> 将軍の住まいと暮らし 中奥

将軍が日常生活や執務を行った「御座間」の建築図面や、限られた腹心の者しか知らなかった将軍の秘密の部屋「御用之間」が記された「御本丸中奥絵図」、茶屋の起こし絵図などを展示します。また、将軍のタイムスケジュールなどについても紹介します。 第3章 御台所たちの住まいと暮らし 大奥 大奥の構造がわかる建築図面のほか、御台所の様子を描いた浮世絵や奥女中関係の双六などを紹介します。

◆第二会場(多目的ホール)

えどはく移動博物館 in 都立中央図書館

大規模改修工事にともない休館している江戸東京博物館が、出張展示とワークショップを開催します。江戸の暮らしや文化をパネルや模型、複製資料などでご紹介します。


3 会場

東京都立中央図書館 企画展示室(第一会場)および多目的ホール(第二会場)

入場無料

所在地 東京都港区南麻布5-7-13(有栖川宮記念公園内)
最寄り駅 ・東京メトロ日比谷線 広尾駅 1番出口から徒歩8分

問い合わせ先:

東京都立中央図書館サービス部
情報サービス課特別文庫室
TEL:03-3442-8451(代)

スペイン史学会第45回大会[2024.10.17掲載]

日時:

2024年10月27日 13−18時

場所:

慶應義塾大学日吉キャンパス    来往舎シンポジウムスペース

主催:

主催:スペイン史学会
共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「13-15 世紀の対イスラーム宣教に見るキリスト教的世界観の変容」(21H00586 研究代表者:阿部俊大)

趣旨説明、プログラムなど:

スペイン史学会第45回大会

「中近世イベリア半島におけるイスラーム観の変容 —レコンキスタ期・ムデハル期・モリスコ期の比較検討」

◆日時:2024年10月27日(日) 総会(会員のみ):10:30〜11:30  大会:13:00〜18:00

◆会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース
   Zoomによるオンラインとの併用

◆主催:スペイン史学会

◆共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「13-15 世紀の対イスラーム宣教に見るキリスト教的世界観の変容」(21H00586 研究代表者:阿部俊大)

◆後援:慶應義塾大学教養研究センター

 

13:00~13:10 開会挨拶及び趣旨説明

13:10〜14:10 報告1 José Manuel Rodríguez García(スペイン国立 通信教育大学)
La visión cristiana del enemigo musulmán al otro lado de la frontera ¿Conquistar, eliminar, integrar? El caso ibérico
(境界の向こう側にいる敵性ムスリムへのキリスト教徒の眼差し:征服か,排除か,統合か?) ※通訳あり

14:20〜15:20 報告2 Clara Almagro Vidal(スペイン国立通信教育大学)
La percepción de los musulmanes bajo dominio cristiano en tierras de órdenes militares
(騎士修道会領におけるキリスト教徒支配下に置かれたムスリムに対する認識) ※通訳あり

15:30〜16:30 報告3 三潴みづほ(中央大学)
「フェリペ2世期のモリスコ教化政策」

16:50〜18:00 全体討論

◆参加希望の方は、会員・非会員また対面・オンライン参加にかかわらず、下記のリンクより参加申込をお願いします(申込締切10/20)。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfEn9ECDgfR_-cc1HfwLtaF_lrQ_XXR0MxwIzJurEi2oj_bhA/viewform?usp=sf_link

問い合わせ先:

スペイン史学会事務局 info■sjhe.org(■を@に変えてください)

総合女性史学会古代中世例会[2024.10.17掲載]

日時:

2024年11月2日(土)14:00~16:00(予定)

場所:

専修大学神田校舎7号館(大学院棟)6階764教室

主催:

総合女性史学会

趣旨説明、プログラムなど:

報告者:伊集院葉子氏(専修大学非常勤講師)

報告題名:「日本古代の女官と新羅」

報告要旨:日本古代の律令女官制度は、かつては、唐の6局24司の女官制度を縮小して導入したと考えられてきた。女官制度は、後宮制度に包摂するものと位置づけられ、律令官僚機構および官人制とは切り離されて考察されてきた。しかし、近年では、もともと男女が共同労働をしていたものが、律令によりジェンダー規範が導入されたことによって男女別の官司として編成されたという視点が提起されている。本報告では、朝鮮半島の新羅・川前里書石に刻まれた「作食人」と呼ばれる貴族女性を手がかりに、わが国古代と新羅の女官制度の共通点と相違点を考察したい。

参考文献:
李炫珠「新羅の后妃制と女官制」伴瀬明美他編『東アジアの後宮』勉誠出版、2023年
武田幸男『新羅中古期の史的研究』勉誠出版、2020年
橋本繁「蔚州川前里書石原銘・追銘にみる新羅王権と王京六部」『史滴』40、2018年
直木孝次郎「人制の研究」『日本古代国家の構造』青木書店、1958年

資料代:300円

申込:事前申し込み制です。総合女性史学会HP上のフォームから10月30日(水)までにお申し込みください。https://sites.google.com/sogojoseishi.com/sogojoseishi/
アクセス:地下鉄(東京メトロ・都営)神保町駅 A2出口 徒歩3分
https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/

問い合わせ先:

jimukyoku■sogojoseishi.com(■を@に変えてください)